身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい)という言葉を聞いた事があるでしょうか?俗に醜形恐怖とも呼ばれます。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、この病気は美容整形に大きく関わってきます。身体醜形障害とは自分の容姿に極度にこだわりをもつことで、他人が受けるイメージよりも低い自己イメージを持ち、いわゆるノイローゼ状態に陥ってしまう事をいいます。重度の場合は統合失調症へ移行する事もあり、ひきこもり・自殺なども少なくありません。実際の症状としては
・ 一日のうち何時間も容姿の欠点について考える
・ 鏡やガラスなど反射するものに映る自分の姿を何十分・何時間と見続ける、又は全く見る事ができない
・ 写真やビデオを極端に嫌い、避ける
・ 容姿の欠点について家族を責める
・ 自分の容姿のせいで、周りの人が迷惑しているのではないかと思う
・ 又そのことにより外に出ることができない、人に逢いたくない
などといったことがあります。
簡単な説明ですが、これは美容整形を行う事が治療にはなりません。身体醜形障害を持っている方の多くは、美容整形を行っても満足を得られず整形を繰り返し結果的に顔を崩してしまうことが多くあります。
容姿の問題ではなく、心の問題なのです。心療内科や精神科で治療を行い、向精神薬などを服用し治療します。クリニックに訪れる方の何割かは、身体醜形障害を持っていると考えられています。良い医師に出会えばカウンセリングで発覚する場合もありますが、気づかれず整形を繰り返す方も多くいます。
酷いクリニックでは身体醜形障害と分かっていながら繰り返し手術だけを行う・・・結果的にはクリニックは儲かるので、良いカモとしてしか見られてないという場合も少なからずあるのが現状です。また悪い事に、近年の美容整形ブームが更に追い討ちをかけ醜形恐怖を根深い問題にしているのです。
身体醜形障害の場合、絶対に美容整形では満足することができません。もしも思い当たる節がありましたら、美容整形の前に心療内科などでカウンセリングを行うことをおすすめします。
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